サーマクール効果の仕組み

2008年08月04日

サーマクールという美容整形が話題です。
目を二重にしたりする「プチ整形」という言葉ができるほど、美容整形は身近なものになってきています。
韓国では7割の人が美容整形に抵抗感がないそうですね。
国を問わず、女性の美しくなるための望みは尽きません。

サーマクールは光治療の一種です。サーマクールは、従来の光治療に比べて波長の長い高周波を使用するため、皮膚の深い部分に直接作用してしわやたるみの改善に効果があるとされています。
サーマクールでは、高周波が皮膚奥の『真皮層』という部分にエネルギー(熱)を与えることで、その部分のコラーゲン線維が縮み、治療後にすぐ効果を感じられる人もいます。
肉や魚などのタンパク質に熱を加えると、焼けて身が縮むのと同じ原理で、ちょっと怖いですが。。

またもう一つ、サーマクールに期待できる効果として大きいのは、長期的にコラーゲンを生成できることです。
これは、高周波のエネルギー熱により刺激を受けて変性したコラーゲンが新しく置き換わろうと、人間の自然治癒力を活した効果です。皮膚の奥の方の新陳代謝を促進する効果です。しわやたるみなどの肌の老化は、コラーゲンが破壊したり数が減少することで起きてくることが知られています。コラーゲンの減少を抑えたり、新しく生成できれば、肌の老化のペースをゆっくりにすること、すなわちアンチエイジングが可能になります。サーマクール施術後に徐々にコラーゲンが増成され、およそ3ヶ月ほどでその効果が実感できると言われます。
サーマクールは、メスを使わない方法なので、少しずつ、安全に、そしてできるだけ自然な形でしわやたるみを改善していきたい人に適した治療法かもしれませんね。


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